2022/08/21 19:38
※この記事は「空飛ぶ創造性メルマガ」として株式会社Gonmatusさんから2022年8月に配信されたものです。
こんにちは。
小説家の野間美智子です。
少し前のメルマガで、
「9月からの忙しさに向けて、8月は遊んで準備しておく」
ということを書いたかと思うのですが、まさに、それを実践しているこの夏です。
7月中旬のホテルプール、道後温泉へ友人に会いに行き、
8月に入ってすぐに、浅草の「花やしき」にあるジェットコースターに乗り、
先週は千葉の牧場へ遊びに行ってきました。
今回はジェットコースターの話をしたいと思います。
(写真:花やしきのジェットコースター:1)
(写真:花やしきのジェットコースター:2)
来年で上京して20年になりますが、実は「花やしき」のローラーコースター(ジェットコースター)に乗ったことがありませんでした。
このジェットコースターは日本最古の触れ込み。
1953年に作られました。
絶叫系ではないものの、狭い都心の中をジグザグと抜けていくさまは、なかなかドキドキするものがあります。
しかも、すっかり忘れていたのですが、40代になってから初めてのジェットコースター。
最後に乗ったのは富士急のフジヤマだったと思うので、30代もジェットコースターを乗らずに過ごした……かもしれません(笑)。
とにかく、久しぶりのジェットコースターです。
お客さんは、私と付き合ってくれた友人の他に、五十代ぐらいの細身の女性が一人。
ほぼ貸し切り状態。
安全バーを締めて、友人と並んで座ります。
「たいしたことないだろう」とわかっていても、サイレンが鳴り、キリキリと音を立ててレールを登りはじめると、えもいわれぬドキドキ感。
「恐怖」とは言いませんが、一瞬「大丈夫かな?」という気持ちがよぎります。
こういう感覚も、とても久しぶりで、新鮮でした。
「ジェットコースターで思いっきり叫ぶと良いよ!」と、リーディングを聞いていたので、そのようにすることにしていました。
坂道を登り切って、さあ、いよいよ下りに入ります。
私は、子どものころから本当にこの下り坂の、ふわっと浮く感じが苦手で(笑)、だいたいここから、ずっと目をつむって終わるまでやり過ごしていたのですが、今回はちゃんと目を開けていられました。
すごい成長ぶり!(笑)
「わーっ!」(きゃー、と叫ぶのも苦手なんです実は)と叫んでいるうちに、あっという間に終わりました。
感想は「なーんだ、こんなもんか」ではなく、「ちょうどいい楽しさ!」でした。
私にとっては怖すぎず、緩すぎず、ちょうどよかったみたいです。
今回、ジェットコースターに乗った目的と効果をリーディングすると……。
目的:立ち位置の確認。ドキドキを感じることで、自分の殻を破ること。子どものような心を取り戻し、9月からの新しい創作に向け、自分自身の強化と、気持ちを高めていくこと。
効果:自分を苛むような気持ちがなくなり、より、フラットな自分自身でいられるようになる。歴史あるものから「今」を取り出し、それを活力に変えていく方法を知ること。
ということだったようです。
今の空気はとても繊細で、少し、未来が視づらくなっているようです。
だから、いろんな予想外のことが起こってきます。
この不安定な世の中を象徴しているな、と思います。
見えない物を無理に見ようとしても、それはストレスにしかなりません。
でも、自分自身のやりたいことを楽しみながら、きちんと自分を「わかって」いくこと。
そうすれば、他人の感情に左右されるようなことや、理不尽な状況に振り回されるようなことも、ずーっと減っていきます。
とにかく「楽しむ」こと。
そして「子どものように楽しむ」自分にきちんと許可を出すこと。
私のジェットコースター体験は、その大切さを改めて教えてくれた、そんな風に思うのです。
【お知らせ】
2019年の元旦からお世話になった、株式会社Gonmatusさん配信の「空飛ぶ創造性メルマガ」。
8/16号(179号)まではこちらで書かせていただき、二週間の移行期間を経て、9月からは、新しく作成した、このホームページからお送りしたいと思います。
リニューアルしても名前も配信もこれまでを引き継いで、毎週火曜日配信です。
(※自動的にこちらで移行させていただきます。
もし、引き続きのメール配信をご希望でない場合は、移行後に配信停止の手続きをお願いいたします)